竹内いちろさん　ファーストアルバム
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　待ちに待っていた一枚。竹内いちろさんのファーストアルバム。
　いちろさんとの出会いは、今自分がライブで使用しているギター。そのギターの製作者・大屋建さんを介してだった。

　そこからは、東海地方をはじめ関西方面まで一緒に旅をしたり、酒を飲んだりと・・・。
　かれこれ３年くらいの付き合いになる。

　年代も聞いてきた音楽も違うけど、一緒にステージに上がっていると心地良い。
　決して音を戦わせない。『今ある音』に寄り添うようにギターを奏でていく。

　そして、『ソロギター奏者』の人を敬遠しがちだった自分の価値観を、１８０度変えてくれた人でもある。

　いちろさんは歌が好きである。
　だからいつもギターが歌っている。
　挙句、最近になってギター弾き語りを始めた程だ。

　さて、これから何をしてくれるんだろう。

　今回のアルバムは、ギター製作家の大屋建さん、ギターのピックアップシステム製作家の三好英明さん、そして竹内いちろさん。この自分とも縁が深く、そしてそれぞれ濃い人生を送っている３人の大人たちが、奇妙な絡み合い方をして生まれている。

　『音楽はどこからでも発信できる』

　自分が田舎暮らしの中でも確信しているこの感覚。
　このアルバムは、正しくそれを具現化した作品だ。
　ＣＤの中には、そんな想いを持った男達の息遣いがたっぷり込められている。

　皆さんにも是非、『音楽が生まれた瞬間』を耳にしてもらいたいと思います。

　
　■竹内いちろ　オフィシャルサイト■　http://mrgtr.web.fc2.com/